
ホストやキャストになくてはならないのが「宣材写真」。
最近では、キャラクターを伝えるため、様々なパターンの写真を撮るのが主流です。
ホストクラブもキャバクラも風俗も、イメージが大切な職業。写真の良し悪しが売り上げに大きく影響します。キャストの宣材写真やお店の写真を撮るカメラマンは、まさに影の立役者。この業界の縁の下の力持ちです。
そんな、ホストやキャストの宣材写真や、HPや広告などに載せるお店の外観や内観などを撮影するカメラマン。一体どんな仕事なのでしょうか。

業務内容
■ホスト・キャストの撮影
中心となる業務がキャストの宣材写真やプロフィール用写真の撮影です。
宣材写真のクオリティは指名に大きく影響します。キャストの魅力を最大限に引き出すことが求められます。
撮影技術自体も大切ですが、例えばホストクラブでの撮影であればホストとして魅力を写真に引き出すことを求められます。
ポーズ、手の位置、表情、顔の角度、目線などのアドバイス。そして、照明の種類や当て方、フィルターの選定などの写真技術。この両方が必要とされます。
キャストに自然にポーズを取ってもらったり、自然な表情を引き出すためには、高いコミュニケーション力も求められます。
また、店舗の雰囲気を見せるため、ホストやキャストを同時に複数人のグループで撮影する場合もあります。この場合は、動きと表情を同時に抑え、しかも写真としてクオリティ高く撮影する技術も必要とされます。
■店舗の外観・内観撮影
店舗の外装、内装の撮影もカメラマンの仕事です。HPや広告などに使用しているのを見たことがあるでしょう。
煌びやかで豪華なイメージを出す演出的な撮影技術が必要とされます。
外装撮影では、ネオンなど夜の街の独特の光源を生かした写真が求められます。
■イベント関連撮影
キャストの誕生祭、店舗の周年パーティー、季節イベントなど、営業の節目のイベントの撮影も大勢な仕事です。
イベントの邪魔にならないように気をつけ、お客様の撮影NGなども把握しながら、SNSなどで映える写真を撮るという、高度な現場力が必要とされます。
■画像処理
夜職のカメラマンに求められる技術の一つとして、画像処理技術があります。
HPや広告にアップされるキャストの写真は、基本的に画像補正がされたものとなります。肌質などを美しく見せるように加工しながらも、不自然にならない処理技術が求められます。さらになるべく早く営業に反映させられるように、作業の迅速さも大切となります。
外観、内観の写真にも、美しくゴージャスな雰囲気を出すための高度なレタッチ技術が求められます。
■動画撮影
最近では、広告や告知用の動画撮影と編集も請け負う写真スタジオも増えています。一定レベルの動画の撮影・編集技術を持つ人材は重宝されます。

雇用形態・給与
業務の量が多く、機動力も必要とされるカメラマン。単独のフリーカメラマンと、人数を抱えた写真スタジオがあります。
フリーカメラマンの場合は、売り上げが収入となります。
フリーとして独立したり、自分でスタジオを持ったりすると、年収に上限はなく、1000万円以上になることも。そういった意味では夢のある仕事だといえるでしょう。
写真スタジオでの雇用形態は、未経験の場合はアルバイト契約から始める場合がほとんどです。時給は1200円~1800円程度。規模や拘束時間によって変わります。経験者の場合、正社員契約も多く、基本給は月給20万円代後半が基本です。
基本給に加え、各賞与が付与される場合もあります。通勤交通費は上限ありで支給される場合が多いです。
以前は、クライアント店舗の都合に合わせての残業なども珍しくない仕事でしたが、最近はビジネスライクなスタイルのスタジオがほとんどです。
スタジオカメラマンとして雇用されると、カメラなどの撮影機材はスタジオが完備していることが多く、自前の機材がなくともはじめることができます。

向いている人
写真撮影が好きであることはもちろんですが、人と接することが好きという方が向いています。
この職業ならではの意外な難しさが、ポージングです。普段から広告などを見て、モデルのポーズに対する意識が高い人は向いていると言えます。
クライアントありきの仕事の上、業務もスケジュール管理から撮影などの現場仕事、デスクワークと多岐に渡ります。心身ともに比較的ハードな仕事なので、健康や体力に自信ありという人も向いているでしょう。
また、現在では画像処理技術の習得が不可欠ですので、画像処理技術自体がなくとも、パソコンやアプリ関連の操作に慣れがあることが求められます。
採用年齢
未経験=20代まで、経験者=30代まで、というラインが一般的です。
「その他待遇」
髪型や服装は、クライアントに不快感を与えない範囲であれば、比較的自由です。
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