
サパークラブとは、ボーイズバーやメンズバーとも呼ばれる男性キャストが接客するクラブスタイルのお店のこと。
あまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。
サパーとは、もともと英語でディナーよりも軽い夕食の意味であり、サパークラブは「軽食を出すナイトクラブ」くらいの意味になります。日本のサパークラブは、2000年代中頃から登場して、新しい夜の遊びのスタイルとして徐々に認識されるようになりました。

業務内容
■接客スタイル
接客スタイルは、カウンター越しとなります。その点、ガーズルバーの男性版をイメージすると近いでしょう。
マンツーマンの接客スタイルではなく、複数のキャストが、複数のお客さんを接客します。
お客さんを楽しませるための疑似恋愛的な接客が求められる点はホストクラブと似ていますが、ホストクラブよりもフレンドリーな接客が基本となります。
指名制度はある店舗とない店舗がありますが、ない店舗の方が多いようです。
■客層
ホストクラブよりも気軽に楽しもうというお客さんが多く、女性客だけではなく、男性客の割合も高めなのが特徴です。男女ともに楽しませる接客能力が必要となります。ホストクラブ帰りの女性客が息抜き目的で来たり、キャバクラやスナックの女性キャストがアフター店として利用したり、学生客がワイワイ飲むなど、お客さんの楽しみ方も多肢に渡ります。
■ショー・パフォーマンス
店内を盛り上げるショーやパフォーマンスが行われるお店が多いのもサパークラブの特徴です。ハイテンションのクラブ風のダンスショー、歌、トークショー、マジックショーなど、店舗により特徴のある催しが行われます。ノリとしては真面目なものよりは、笑いが取れて盛り上がるものが多いのが特徴です。
■遊戯設備
カラオケやダーツといった設備が装備されている場合もあり、お客さんと一緒に楽しむのも仕事の一環となります。
■営業時間
風営法の管理下にあるホストクラブが基本的に深夜0時まで(営業時間は地域によって異なります)の営業であるのに対し、飲食店扱いであるサパークラブは営業時間に規制がなく、早朝まで営業している店も少なくありません。
■料金設定
ホストクラブに比べてリーズナブルな設定となっています。基本料金は時間制やフリータイム制があり、時間制で1時間千数百円~2000円程度、フリータイム制で3000円~6000円程度。また、男女によって料金を分けている店舗もあります。
基本料金にドリンクとフード代、税金、サービス料等がプラスされたものが支払料金となります。
■営業・ノルマ
接客ノルマはありません。指名制度はある店とない店がありますが、指名制度がある場合もホストクラブの永久指名制度のようなものではなく、その日限りの軽いものです。

雇用形態・給与
雇用形態はアルバイト雇いがほとんどです。シフト制での出勤など、飲食店や居酒屋などでのアルバイトに近い形態となります。学生のアルバイトとしても活用することができます。
ホストクラブに比べて料金が安く設定されているのに比例して、キャストの給料も低く設定されています。
深夜手数料込みで時給1500~1800円前後、日給8000円~1万円程の基本給に、指名制度がある場合は指名料(数百円)やドリンクバック(10%~20%)がプラスされます。店舗によっては売上歩合が加算される場合もあります。
キャストの手取りは、日給1万~1万5000円程度となります。

向いている人
1人の相手に対する深いコミュニケーションが必要とされるホストクラブに対して、サパークラブでは幅広いライトな接客能力が必要とされます。
店全体の空気にうまく馴染み、雰囲気を盛り上げる社交性が必要とされます。
テンションが高い空気での営業がほとんどですので、ワイワイと騒ぐノリが苦手だという方はあまり向いていないと言えます。
ショーやパフォーマンスなど、ステージの上で注目される場合も多く、人に注目されるのが好きな性格の方が向いています。ダンスやマジックといった芸でお客様を楽しませることができる場合も。
ホストクラブに憧れているけれど、まだ自信がないという場合に、腕試しとしてサパークラブで働くといった場合もあるようです。逆に、ホストクラブで働いていたが接客やノルマにストレスを感じて、サパークラブに変えたという方もいるようです。
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