ウリセン(ウリ専・売り専)という職業を聞いたことがあるでしょうか。
男性が男性に対して性的サービスをする仕事です。
かつては主に2丁目(新宿2丁目付近のゲイタウン)などの繁華街にお店があるものでしたが、最近ではネットにもお店があります。
今回は職業としてのウリセンについて解説していきたいと思います。

業務内容
ウリセン(ウリ専・売り専)は、LGBTQの方ならよく知っている職業ですが、あまり聞きなれない方もいるかもしれません。
ナイトワークの中でも非常に限られた営業をしている職種ですが、歴史も古く、中には20年、30年と長く経営しているお店もあります。
勤務場所
勤務場所はウリセンを行っている店舗です。
バー形式、出張形式があります。
以前は新宿2丁目を中心とするバー形式が主でしたが、現在は出張形式が主流になっています。
マッサージ店形式があった時期もありますが、現在はほぼないようです。
バー形式の場合は、店舗でのボーイ業も行い、お客さんに指名をされてホテルなどへと向かいます。
一般性風俗でいうところの連れ出しスナックに近い形式です。
店舗内では通常の接客もするため、会話や気配りといった一般的な接客力も必要とされます。お酒は飲めた方がやりやすいかと思いますが、飲めなくても問題はありません。
出張形式は、一般風俗でのデリヘルに近い形態です。
ホテルで待つお客さんの元へ向かい、サービスを行います。
募集は現在ではインターネットで探すのが一般的です。
評判や口コミなどをよく確認して、自分に合った店舗を探しましょう。
各店舗によって、美少年系から男らしい体育会系まで、キャストのコンセプトが変わります。
自分と合った店かどうかでお客さんがつくかどうかは大きく変わります。
自分自身のタイプ、自分が売り出したいタイプと照らし合わせて選びましょう。
業務
ホテルやお客さんの自宅に赴いての性的サービスは、タチ、ウケ、その両方(リバ)、挿入、非挿入などの違いがあります。
自分がどのようなプレイが可能かを把握し、入店時に店舗との打ち合わせが必要です。

雇用形態・給与
ほとんどの場合は、基本給なし。
お客さんがついての歩合給となります。
社員やアルバイトとして雇用されるのではなく、個人事業主として店舗に所属して働く形となるためです。
お客さんが支払った金額の50%~60%が取り分となります。
人気が出て、ある程度コンスタントにお客さんが入れば、時給4000円~5000円ほどになり、日給に換算すると5万円にもなることも。
よく募集には「月給50万可能」といった言葉が見受けられますが、実際不可能な金額ではありません。
しかし、収入は女性が働くデリヘルなどの風俗店と同じく、人気が出て指名客がつくかどうかで大きく変わります。
指名がつかなければ、1日待機して収入ゼロという場合もあります。
収入には、個人の力量による人気の他に、店舗の集客力が大きく影響します。
ネットでの宣伝に力を入れているかなど、どれだけの集客力があるかを事前にチェックして店舗選びをする必要があります。
時間やシフトの融通がきくので、副業として行う人も少なくありません。

向いている人
ウリセンの性的資質として、ゲイである方が向いているという意見や、逆にバイやノンケの方が向いているという意見など様々ありますが、現実的には、ゲイ、バイ、ノンケが混在しており、どれが向いているということはないようです。
ただ、自分の資質とあった店舗選びは必要となります。
自分の性癖やタイプはきちんと把握しておく必要があります。
働く際に大切なのが「清潔感」です。
こざっぱりと清潔にしておくことが苦手で合ったり、不潔な印象を持たれる人は不向きだと言えます。
お客さんは性的な部分を求めてお金を支払います。
ベッドの上での通常以上のレベルのテクニックも必要となります。
そのテクニックは、いわゆる性的に気持ち良くさせるためのテクニックだけではなく、甘え上手、リード上手といったベッド上のコミュニケーション能力も含みます。
もちろん、ベッド以外の場所でも、直にお客さんに接する仕事ですので、相手の気持ちを汲み取ることができるコミュニケーション能力は必要となります。
過剰な会話は必要ありませんが、心地よくお客さんを相手にする感触の良さは求められます。
ちなみに、ルックスに関しては、好みもありますので、よほどというレベルでなければ問題はないようです。
ジャニ系、ガチムチ、細マッチョなど、様々なタイプが働いています。
人気がある系統というのは確かに存在しますが、しっかりと顧客のハートを掴めば、リピーターができるため、しっかり稼げるようになっていくでしょう。
ただし、年齢は採用にも、指名にも影響します。
一般的な店舗では若い方が求められます。
30代以降も需要自体はあるのですが、20代より、ルックス、コミュ力、テクニックに関して高度な質が求められます。
売り上げが安定しない中で、性的サービスを行い続けるのは、予想以上に精神的ストレスが大きいもの。
指名が入らず、収入が低い時期も、精神的に落ち込みすぎてしまわない一定の大らかさも必要だといえるかもしれません。
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